工程概要
打合せ
お客様からTEL・FAX・メールなどでご相談・お引き合いをいただき、担当技術者がご要望を伺い、これまでの技術の蓄積を活かしてコスト削減の構造や加工の提案を致します。
また、短納期の品物についても、最大限の納期をご提示させていただきます。

受注/手配
お客様から受注したものは、頂いた図面(ない場合は手書きのイメージ図などの場合もあります)と注文書をもとに、受注ソフトに登録し、社内で共有いたします。
その後、担当者が部品・外注手配を行い、工程の段取りを行います。
段取り八分と申しますが、弊社ではこの工程が段取りの肝となっており、加工時間のかかる製品とイレギュラーな特急品などが入り混じる中で、いかにリードタイムを短くするかに重点を置き、細かくパターンを見てルール化するなど、日々工夫を積み重ねております。
受注
事務所
プログラム
3台のCADCAM機を使用し、板金展開プログラムを作成いたします。
細かい寸法や干渉を確認いたしますので、図面上の仕様によっては、このタイミングでお客様と設計の確認をさせていただくことがございます。
プログラム
プログラム画面
レーザー加工/タレパン加工/
切断加工
プログラムで作られた加工指示書をもとに、レーザー・タレパン複合機と、レーザー加工機にて、抜き加工を行います。
弊社ではレーザー加工に適切な一回当りに流す量を定め、作業順の調整や段取り替えを行います。そのことで特急品や仕様変更に対応するとともに、後工程である曲げや溶接の手待ち・停滞を防ぎ、工程全体としてのリードタイム削減につなげるようにしております。
また、パイプ・アングル・フラットバーなどはメタルソーで切断いたします。
弊社は厚板とパイプ・アングルなどを溶接で組み付ける加工も多く、鉄・ステンレス・アルミの板と共に、鉄・ステンレスの丸パイプ・角パイプ・アングルなども標準在庫を持ち、在庫のない材料でも、材料業者様とのネットワークにて短納期で材料を届けていただけるため、幅広い製品加工と短納期対応が可能となっております。
レーザー・NCタレパン複合機
レーザー加工機、NC複合機
レーザー加工
パイプ切断
バリ取り/穴加工
レーザー・タレパン・切断加工を終えた品物は、ディスクグラインダなどを用いてバリ取りを丁寧に行い、ボール盤・タッパーなどで穴加工を行います。厚い板やアングルの穴あけにもラジアルボール盤やアングルプレス機などで対応いたします。
アングルプレス
シャーリング及びボール盤
バリ取り
ラジアルボール盤
曲げ加工
板金の品物は、バリ取り・穴加工後にそれぞれのベンダーの特性を活かし曲げ加工を行います。難しい製品も実績のある曲げ加工技術で対応しています。
曲げ加工
曲げ加工
プレスブレーキ
溶接加工
これまで加工された品物をスポット溶接、半自動溶接、TIG溶接にて接合いたします。
小型部品はもちろん、工作機械のフレームやベース部品、ステンレスのパイプやタンク、制御盤なども加工可能です。
長年の技術蓄積により、比較的重量がある品物や大きい品物を得意としておりますが、 近年はデジタルTIG溶接機の活用により、ステンレス溶接も増えてまいりました。
TIG溶接
大物溶接
溶接
溶接仕上げ
検査・処理出し
加工された品物は、整理整頓された検査室で検査されます。製作時に不備があった場合は、すぐに対応するとともに小さな会社ならではのコミュニケーションで関係者全員に情報の共有がなされます。
また、メッキや塗装などの後処理は、協力業者様とのネットワークで行われます。
その際も、品物の停滞が無いような工夫を随所に行い、短納期の実現に向けて日々努力しております。
検査
検査室
梱包・出荷
処理を終えた品物は、最終検査の後梱包され、棚にて同じ納期の品物でそろえていきます。同納期でも、通常納期で受注した品物は、余裕を見て少し早めに出来上がる仕組みになっており、リストでチェックを行い、お客様の利便性を考え、特急品などと合わせて同納期の品物をそろえて出荷いたします。
大きな品物はパレットなどを用いて積み込みを行い、小さな品物や遠方のお客様には丁寧に梱包し宅急便で配送いたします。
梱包
パレット梱包